ジョゼフ・ゴードン口パクでキレる

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実は私、不覚にも季節はずれのインフルエンザを患ってしまい、ここ数日床に伏しておりました。

ベッドに横たわったまま片っ端から映画を観ていたのですがさすがにネタ切れ、ネットサーフィンをしていた時に見つけた映像をご紹介します。

アメリカで大人気のテレビ司会者、ジミー・ファロンの「The Tonight Show」という番組で、ゲスト出演していたジョゼフ・ゴードン=レヴィットとスティーヴン・マーチャント(イギリスのコメディアン)が、往年のヒット曲を口パクで歌うというおバカな企画です。

The Mario Batali Foundation Inaugural Honors Dinner Joseph-Gordon-Levitt stephen merhant

ジミー・ファロン        ジョゼフ・ゴードン     スティーヴン・マーチャント

最初は「くだらないことやってんな~」と思いながらなんとなく見ていたのですが、中盤でジョゼフ・ゴードンがブチ切れて熱唱しているのを見た瞬間大爆笑してしまい、咳が止まらず呼吸困難に陥ってしまいました。

3人の達者な芸に会場も大盛り上がり。ジミー・ファロンも、「まさか口パクでみんな息切れするなんて」と思わずもらしています。

そんな白熱の映像をどうぞ。

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ジミー・ファロンと言えばもともと「サタデー・ナイト・ライヴ」のレギュラー出演で有名になった人で、若かりし頃はシンガーとして有名になる前のジャスティン・ティンバーレイクと番組でデュエットしたり様々なお笑いダンスも披露してきたのですが、なぜかこの企画ではちょっと緊張しているのが余計に笑えます。

ジョゼフ・ゴードンも過去に「サタデー・ナイト・ライヴ」のホストを務めたことがありますが、その時も度肝を抜かれました。それまでは映画「500日のサマー」で演じた、ぱっとしないおとなしい男の子の役のイメージしかなかったのですが、「サタデー・ナイト・ライヴ」ではオープニングからいきなり上半身裸になってムキムキのセクシーダンスを披露したからです。

その後のコメディーシーンも最高におもしろく、役者さんて本当にすごいなあと感心させられたのを覚えています。

おまけにその時のオープニングシーンをどうぞ。

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次回の更新もお楽しみに!

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末期がん患者の痛快ドラマ

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今日は、私が一話見て虜になってしまったアメリカのドラマをご紹介します。

タイトルは「The Big C」(日本語タイトルは「キャシーのBig C いま私にできること」)。

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Melanoma(メラノーマ=黒色腫)と呼ばれる末期がんにかかってしまった、高校教師である40代女性の波乱万丈人生を描いた物語です。

タイトルの「Big C」というのはスラングでがんのことです。CはCancer(がん)のCですね。

星座で蟹座のことも同じスペルでCancerと言いますが、英文を書くときはがんの方は小文字でcancer、蟹座は頭を大文字にしてCancerと使います。

私は蟹座です、と言う時は「I am a Cancer」、

私はがんです、と言う時は「I have cancer」です。

余談ですが、東南アジアに「Big C」という名前のスーパーマーケットのチェーンがあります。ネイティブの人が見たらびっくりするんじゃないでしょうか。

さて話がそれましたがこのドラマ、主人公は10代の息子がいるのですが、夫とは離婚寸前で兄はホームレス同然という少々ややこしい家庭環境にあり、自分の末期がんを家族に隠しながら、残された人生を半ばヤケになって好き放題生きようとします。

治療を完全に放棄し、退職金の前払いを受け取って高級車を買ったり、必要もないのに初めてのブラジリアンワックスに行ってみたり、職場不倫をしたあげく突然不倫相手とバハマ旅行に出かけたりとやりたい放題です。

登場人物も相当濃いキャラクターばかりで、会話の内容もかなりブラックで笑わせてくれるのですが、自分の破天荒な行いのせいで周りを傷つけてしまい、徐々に家族に打ち明けながら治療に目覚めていくという、考えさせられる場面やじんとくるシーンもあります。

私はまだシーズン1しか見ていませんが、今後の展開がかなり気になるところです。

さて、ここでがんに関する英語を少し紹介しますね。

がん治療で行われる化学治療ですが、Chemotherapy(キモセラピー)と言います。話の中ではChemoと縮めて言うことも多いですね。

対して代替療法のことをAlternative therapyと言います。このドラマの中は、Bee stick therapy(蜂に毒を吸わせる治療法)、Coffee enemas(コーヒー浣腸)などの代替療法が出てきました。

がんの種類ですが、体の部位をそのまま使うことが多いです。Stomach Cancer (胃がん)、Lung cancer(肺がん)、Breast cancer(乳がん)など。

子宮がんはWomb cancerという呼び方も聞いたことはありますが、通常はUterus cancerと言います。WombもUterusもどちらも子宮という意味ですが、Uterusの方がより医学的な呼び方になりますね。

 

今日も仕事を終てからこのドラマを見るのが楽しみです。

次回の更新もお楽しみに!

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乳幼児英会話必見の書

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今日は、友人から教えてもらったディズニーの教材を紹介します。

彼女は自分の子供の英語教育を熱心に考えていて、この教材はすごい!と思ったそうです。

その名も「Disney world family」。

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この教材の素晴らしい点は、インターナショナルスクールや英会話などに行かなくても、堅苦しい教材と取っ組み合いをして「勉強」をしなくても、乳幼児期から遊びながら生活の一部としてごく自然に生きた英語を習得できるところです。

語学を身に着けるには大体2000時間のインプットが必要とされており、これを日本の一般家庭で実現させるのは困難です。

World familyではメインプログラムと呼ばれる歌のCDと絵本、DVD、単語カードを使い、それぞれ子供が楽しく遊べるように徹底的に研究開発されています。

例えば普通の教材だと、dogは犬、という風に日本語に置き換えて暗記して覚えることになりますが、この教材は、CDを聴きながら絵本、DVDでそれぞれ違う状況で「犬」だと認識させます。

さらにtalking along cardという単語カードを機械に通すと、dogという単語を使って「Is it a dog?/No it isn’t a dog」など三パターンの短いセンテンスが流れます。

センテンスのあとにリピートしている自分の声を録音・再生することが出来、犬という一つの単語を見る、聴く、話す、理解するという連動したインプットを苦労することなく実現させてくれます。

そしてさらに、会員限定のイベントではインプットした英語をネイティブスピーカーの先生と存分に話すことができ、output達成のために各目標を色分けした帽子でレベル分けし、目標に向かって無理なく実に楽しく学ぶことが出来るのです。

語学の習得にはインプットとアウトプットが欠かせませんが、今の日本の現状では、アウトプットする機会が極端に限られており、これが語学を上達する最大のネックとなっています。

World familyではインプットとアウトプットを徹底して楽しんで行うことが出来、その結果先日、6歳の女の子が英語検定2級を合格したそうです。その女の子はただただ、生活の一部として楽しんで遊んでいただけ、だそうです。

最終的に教材を卒業するころには日本の高校卒業レベルの文法表現が身に付くようになっており、勉強で習得するのとは違う、ごく自然なコミュニケーション能力がつき多くの卒業生はネイティブスピーカーとフリートーク出来るまでの能力がつくようです。

かなり高額な教材ではありますが、長年週一回の英会話などに投資するよりは格段に効果があると思われます。

これなら、英語を勉強したいお母さんも、子供と成長を見ながら一緒に楽しく勉強できそうですね。

ご興味のある方は、一度検索してみてください。

 

次回の更新もお楽しみに!

レッスン日記⑰プレスリーとナットキングコール

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今日のレッスンは、新しく始められたMさん。

もともと声楽を習っていただけあって、ボイストレーニングの飲み込みがとても早いです。

私も声楽から歌を始めたのでよく分かりますが、声楽をやっている方は口の開き方が縦向きなんですね。

クラシックを歌うときは、口を縦に開けて歌うんですが、私のレッスンで教えているのはポップス、ジャズ、R&Bなどで、口を横向きに開きます。

それに加えてアメリカ英語ですから、口角をしっかりと引き上げないといけません。

根本的に口のポジションを変えないといけないんですね。

課題曲は「Love Me Tender」。エルビスプレスリーのバージョンですが、実はエルビスの歌い方は参考になりません。

セクシーにぼそぼそと歌っていて、口もあまり開いていないからです。

ナットキングコールのように、ハキハキと歌っている人の方が参考になりますね。

実際に二人の歌い方を見比べてみましょう。

エルビス・プレスリー「Love Me Tender」

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ナット・キングコール「Love Me Tender」

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同じ日本人でもサザンオールスターズと劇団四季の日本語発音がまったく違うように、同じアメリカ人でもスタイルによって発音の仕方が違ってきます。

でも最初から癖のある英語発音を真似するのは非常に危険です。まだしっかりと形づいてないところから癖をつけてしまうと、ただのめちゃくちゃな発音になってしまいます。

日本語のたどたどしいアメリカ人が、サザンオールスターズの歌い方を真似しているところを想像すると分かりやすいかもしれません。

Mさんは発音の勉強はまだ始められたばかりなので、特に最初は口の形をしっかりと形付けるように、しっかり口を動かしてもらいます。

するとMさん、「なんだか自分が腹話術の人形になったみたいです・・・」。

でもこちらから見ると、いたって普通の開き方。もっと開けてもいいくらいです。

それだけ今まで開け方が足りなかったんですね。だからようやく普通の大きさに開けられたのが不自然に感じるのでしょう。

皆さんも、基本的な音が完璧に言えるようになるまでは、はっきりと発音するようにしてください。

模範的な発音が完璧に身についてから、少しづつ崩して自分のスタイルを身に着けていくことも可能です。

それでは次回の更新もお楽しみに!

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レッスン日記⑰「i」と日本語の「イ」の音は違います

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今日のレッスンは、東京都にお住まいのFさん。

お仕事で英語を使うことが多いそうですが、今まで苦手だったのでうやむやにしていたのを、定年退職を目前にして本気で英語を習得しようと思い直し、スコットペリー先生と私のレッスンを同時に受け始めたという努力家の方です。

Fさんはマネをするのがとても上手です。できるまで何度も何度も自分で言い直し、レッスン中の表情も真剣そのものです。

ただ、その場でマネをするのが上手くても、忘れていってしまうのが発音の悲しいところなんですね。ですから定期的にレッスンを受け続けることが大切です。Fさんもやはり前回のレッスンで学んだ音があいまいになってしまうことがあるのですが、少し注意するとその場ですぐに直すことができます。予習・復習をきちんとされていることと、カンがいいんですね。

Fさんはレッスンを受け始めて3ヶ月ほど経過していますが、今のシーズンは仕事で英語を使う機会が多いそうで、先日職場で英語を話したところ、同僚の方たちから、

「Fさん英語がすごく上手になりましたね!」

とお褒めの言葉を頂いたそうです。

上達しているか自分だと実感できなかったりすることもあるでしょうが、周りの人に褒めてもらうとやっぱりモチベーションが上がりますよね。Fさん、とても嬉しそうにお話されていました。

さて、この日は「i」の母音の特訓です。

「i」という音を独学できちんと言えている人がどれだけいるでしょうか。たいして意識もせずに日本語の「イ」という音で話している人がほとんどだと思います。

日本語の「イ」という音は喉を詰まらせて発音しますが、英語の「i」の音はもう少しリラックスして発音します。

Fさんに「This is it」という3つの単語を並べて発声練習をしてもらうと、さすがスコット先生のところで既に習っているだけあって、かなりいい線をいっているのですが、たまに日本語の詰まった「イ」の音が聞こえてしまいます。口の引っ張り方や舌の上げ具合を少し調節すると、すぐに完璧な音になりました。

さすがですね、Fさん。これからも頑張ってください!

 

皆さんもネイティブの「i」の音と、日本語の「イ」をよく聴き比べてみてください。

最初の数ヶ月は全く同じにしか聞こえないと思いますが、発音の勉強をしているとリスニング力も相乗効果でものすごくアップしますので、徐々に違いが分かってくるはずです。

 

次回の更新もお楽しみに!

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ゲイの魔法でイケメンに大変身

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Queer Eye
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今日は私が前からハマっているアメリカの番組、“Queer Eye”をご紹介します。

日本でも放映されているので見たことがある方も多いかもしれませんね。

Queerというのはいわゆるゲイのことなんですね。もちろんGayという単語も使いますが、「僕たちは自分たちのことをQueerって呼ぶんだよ」とゲイの人が言っているのを聞いたことがあるので、今時のゲイの皆さんにはQueerという呼び方が流行っているのかもしれません。

この番組には「Fab5」という名前の男性5人組がホストなのですが(FabはFabulous=素晴らしい、の意味)、それぞれスタイリスト、インテリアデザイナー、ヘアメークアドバイザー、ワイン&フード専門家、カルチャー担当、と専門のスキルを持っています。そして、もちろん全員Queerです。

このFab5が毎回ストレート(ゲイではない人)の男性宅を直撃し、おしゃれで素敵な男性に大変身させるという内容なのですが、これが本当におもしろいんです。

ターゲットになる男性たちは、決まって髪はボサボサ、部屋は散らかり放題、服はワンパターン、料理なんてしたことない、というようなタイプの人たちで、恋人や家族、友達からも「いっつもヨレヨレの服着てる」「あの人の家には泊まりたくない」「あの長髪切ればいいのに」などと批判されています。

そこでスタイリストが一流のブティックに連れて行って流行の服を選び、インテリアデザイナーが部屋を片付けデコレーションし直し、ヘアメークアドバイザーが美容院に連れて行って髪型を変えさせ髭も整えスキンケアの指導も行い、ワイン&フード専門家がしゃれた料理のレシピやカクテルの作り方を教え、カルチャー担当が恋人とのムードの作り方や趣味の見つけ方などを指導するという、至れり尽くせりのおもてなしを提供します。

すると最初はどこかモサ~っとしていた男性が、びっくりするくらい素敵になるんですね。ほんの少し髪型と服装を変えただけで人はこんなに変わるものかと毎回驚かされます。

そんな男性の変身やスタイリッシュになった部屋を見た家族や恋人が感動し、涙を浮かべる人さえいます。みんな男性のことを愛しているからこそ喜びも大きいんですね。

最初は半信半疑だった男性も、こんなことまでしてもらって本当に嬉しい、自分に自信が持てるようになった、と最後には必ず感謝しています。

何よりも素晴らしいと思うのは、男性のことを愛しているけどどこかで諦めていた恋人や家族が、男性のことを見直し愛情が深まる場面です。もちろん人は見た目ではありませんが、(ゲイに半ば強制されたとは言え)変わろうと努力してくれて嬉しくない人はいませんよね。

Queer5人が男性をいじる様子も痛快で、男性宅を「何ここ!おぞましい家ね」「このキッチン、使ったことあるわけ?」などを言いながらキャーキャーと大声を上げて散策し、「あなたの髪型、山男みたい~」と言って男性の頭をくしゃくしゃに撫でたり、脱ぎっぱなしの靴下を拾いあげ臭いをかいで「オエ~」と顔を歪ませたりして男性を困らせます。

たまに暴走してヌーディスト(家で常に裸で過ごす人たちのこと)の男性と一緒に素っ裸になって庭を走り回ったり、サーカス小屋で働く男性のもとでサーカスのショウタイムにも出演したりと、やりたい放題です。

笑わせてくれるだけでなく感動的なエピソードも多くあり、アルバイトをしながらアーティストを目指す男性のためにギャラリーを借りて展示会を設けたり、徴兵で下半身不随になった男性に趣味のゴルフを再開できるよう座ったままゴルフができるマシーンをプレゼントしたり、短命を医者に告げられながらも病気を克服した男性と一緒に涙を流したり、本当にやさしい人たちなんですね。

私はNYに住んでいたころゲイの友人がたくさんいました。当時通っていたダンススクールも男性の生徒の95%がゲイ(!)といわれており、アメリカでは特にアートに関わる人にはゲイが多いんです。見た目をのぞけば中身は女性というか、感受性が強くて繊細な彼らのことが私は大好きなんです。

女性が化粧をしたり髪をアレンジして変身するように、男性もおしゃれをして輝いて、周りをびっくりさせてくださいね。

 

次回の更新もお楽しみに!

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ビジネス英会話必見の書

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ビジネス英会話では、単にビジネスシーンでの英語だけではなくアイデンティティ自体を変える授業が必要、と前回の記事で書きました。

今日はそんな要求を満たす、オックスフォード大学から出版されている素晴らしいビジネス英会話本を紹介しますね。

「bisuness one:one」というタイトルで、pre-intermediate(準中級)、intermediate(中級)、advanced(上級)の3レベルに分かれており、日本でもamazonの洋書セクションで購入できるようです。

 

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実際は先生とマンツーマンでレッスンをするためのテキストですが、一人で勉強しても大いに役に立つでしょう。

pre-intermediateでは例文や選択問題などがあり普通の参考書とあまり変わりありませんが、かなり細かい場面設定になっています。

『人との取引』、『プロジェクト』、『ミーティング』、『電話をする』、『e-mail』、『出張』、『文法』

と大きく7つのセクションに分かれており、1つのセクションの中でも

「挨拶をする」、「提案する」、「明確にする」、「世間話をする」、「イベントを説明する」、「自分のことを説明する」、「他の人について話す」・・・etc

というように4~8の異なった項目があり、様々な状況での英会話を学ぶことができます。

Advancedでも細かい場面設定になっていますが、最初の『人の管理』というセクションを見てみると、

「自己主張の仕方」、「教育の仕方」、「評価の仕方」、「面接の仕方」、「サポートの仕方」、「やる気にさせるには」、「仲介の仕方」

といった項目があり、単に英語だけでなく、世界で通用するビジネスマンのスキルを学ぶことができるようになっています。

 

一番最初の「自己主張の仕方」のページを見てみると、まず最初に

“あなたはどのくらい主張するほうですか?”

という質問項目があり、“Yes / No / Unsure(分からない)”と3択で選べるようになっています。質問内容は、

“混乱したときに質問をするほうですか?”

“レストランで注文が遅れていたら苦情を言いますか?”

“やりたくないことがあった時、「No」というのは難しいと感じるほうですか?”

“人に命令するのは簡単だと思いますか?”

といった内容で、自分の自己主張度をチェックすることができます。

 

その後はリスニングです。付属のCDを使ってビジネスマンが自己主張をしているシーンを聞き、テキストの単語を並び替えて文章を完成させたり、選択問題を解きます。

 

次にスピーキングの練習でロールプレイをやります。このロールプレイでは、

“あなたは仕事で自分の車を使用しており経費も立て替えています。会社からの経費の支払い方などに不満があると主張しましょう”

といったシチュエーションが設定されているのですが、

“自分の車を使用している/月950ポンドもの経費になるので週払いにしてほしい/自分のクレジットカードでは手数料がかかるから会社のカードにしてほしい/走行量が1年に3万キロを超えると会社の車が提供されるはず”

などなど細かい設定もされており、その状況を把握した上でイディオムを使いながら、自己主張力を高めつつスピーキングの練習をする、という難易度の高いものになっています。

 

最後はライティングの練習ですが、ここでは

“仕入先からの入荷が遅れ、スケジュールの変更を余儀なくされました。納期が遅れているので注文を間違えないように仕入先に伝えましょう”

というシチュエーションの設定があり、仕入先にemailを書くといった内容になっています。ここでも相手の間違いやサービスの質の悪さを指摘しながら、こちらの意見を主張することがポイントになっています。

 

この最初の1項目(たったの2ページ)だけでこれだけの濃い内容となっており、こういった内容が44項目もある上に、興味深いビジネス関連のコラムやおもしろい記事なども載っていて素晴らしい充実度です。飽きさせない内容でモチベーションを持続することができそうですね。

 

余談ですが、イギリスの本というだけあってデザインがスタイリッシュです。日本の参考書というとセールスや機能性を狙って味気ないデザインのものが多いですが、この本は中身のレイアウトも洒落てるし、イラストもなかなか可愛いです。

いろいろな角度から楽しませてくれる本ですね。

 

次回の更新もお楽しみに!

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ビジネス英会話は必要か?

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英会話のクラスというと、だいたいが「一般英会話」と「ビジネス英会話」の2つに分かれていることが多いですね。

この「ビジネス英会話」、確かに仕事をしていく上で役に立つクラスであることに間違いありませんが、仕事で英語を使うことが目的だったとしても、一番大切なのはまず「一般英会話」のスキルを磨くことだと思います。

ビジネス英会話では、グラフの読み方だったり、プロジェクトの戦略だったり、他社への電話のかけ方からミーティングで使われそうなボキャブラリーなどを学んだりするわけですが、仕事をしていく上ではそれだけでは通用しません。

特にアメリカの会社などでは、上司やクライアントとウィットに富んだ会話をして、仕事の能力はもとより自分の人柄もアピールできるようでないといけません。堂々とした態度でジョークの一つも言えないようではつまらない人だと思われてしまうでしょう。

ビジネス英会話を主に学んでいる日本人の英語を聞くと、文章だけでなく雰囲気までどこか硬い印象を受けることが多々あります。

特に日本人はプレゼンテーションやディベートが苦手です。上司や先輩の言うことは黙って聞き、大多数の意見をおとなしく受け入れるように教育された日本人にとっては、堂々と人前で自分の考えを述べるのはとても難しいことですね。

ですからビジネス英会話のクラスでは単にビジネスシーンで使われるボキャブラリーだけではなく、もっと根本からアイデンティティを変えていくような授業が必要だと思います。それを学ばないことには、どんなに語学を身につけても国際社会で太刀打ちできないでしょう。

海外の企業で活躍している日本人の人たちに会うと、いつも共通点を感じます。皆堂々としていて自分の意見を持ち、ユーモアに富み、そしてどこかリラックスしているのです。この人だったら海外でも通用するだろうなと思わせられるような、そんな空気を醸し出しているのです。

英語が堪能でおとなしい外国人と、英語はそこそこだけど人を引きつけるオーラのある外国人、もし二人が面接に来たとしたら、採用になるのは後者の方ではないでしょうか。

ビジネスで英語を必要としている人は、ビジネス英語だけでなく一般英会話にも力を入れるようにしてください。そして仕事だけでなく遊びでも英語を話す機会を設けて、場慣れするようにしておきましょう。

オックスフォード大学から、ボキャブラリーだけでなくビジネスマンとしての即戦力を身につけるための興味深い英会話本が出版されています。次回はその本についてご紹介しますね。

次回の更新もお楽しみに!

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NYで拍手喝采をもらった理由

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私は19歳の頃、ニューヨークでゴスペルシンガーの黒人の先生にジャズを習っていました。

レッスン中に曲のある箇所になると、先生が毎回ピアノを弾く手を止めて首をひねっていました。

「もう一度歌って」と言われたので歌ってみましたが、やはり先生は止まって、「どうもここだけ不自然なのよね」と言いました。

あなたこの単語の意味分かってる? とそのフレーズの中の単語を一つ抜き出して私に聞きました。

私はその時、実はその単語だけ意味が分かっていなくて、分からない、と言いました。

すると先生は、「分からないならどうして調べてこないの。分からない単語が一つでもあるんだったら、その曲を歌ってはダメ」と私に言いました。

先生の言うとおり、単語の意味を理解していなくて歌を歌おうとするなんて、今考えるとなんて浅はかだったんだろうと思います。

英語の歌を練習している人で、実はそんな人が多いのではないでしょうか。

英単語をただの音として捉え、雰囲気だけで歌う、これではいくら発音を練習してもボイストレーニングを訓練しても、いい歌は歌えません。その時の私のように、どこか薄っぺらい形だけの歌になってしまいます。

意味も理解せずなんとなく歌っていると、ネイティブの人には伝わってしまうんですね。音楽のプロでなくても、日本に住んでいるアメリカ人の人が、「日本人のシンガーが英語の歌を歌っているのを聞くと、歌詞の意味を理解していないのがよく分かる」と言っているのを聞いたことがあります。

それ以来、もし分からない単語が出てきたら歌う前に調べるようにしていました。ところが、同じニューヨークでミュージカルの歌の先生にも習っていたのですが、ある曲を歌っていたとき、その先生がまた「しっくりこない」といって何度も私に同じ箇所を歌わせました。

曲の中には「Little snip」という歌詞があり、「snipの単語の意味が分かる?」と聞かれたので、「分かってます、“小さな切れ端”という意味ですよね」と答えました。

その曲は母親が子供をあやしている最中に歌われるミュージカルの歌だったのですが、母親が自分の子供を、まるで小さな紙の切れ端のように小さな小さな子よ、と愛しく歌っている場面でした。

「英語は君の母国語じゃないから、snipという言葉をあまり使ったことがないんじゃないか。君の国の言葉で”sad”と言ってごらん」

と言われたので、私は日本語で「悲しい」と言いました。すると先生は、ほら!と叫びました。

「君が自分の国の言葉で“悲しい”と言った瞬間、君の顔が悲しそうに見えたんだ。言い慣れている言葉だと、そうやって表情に出るんだよ。英語でもsadという言葉は何度も使っているだろうから慣れているかもしれないけど、snipという単語には慣れていない、だから不自然に聞こえるんだ。慣れるように何度も使ってごらん」

と先生は言い、また「19歳の君には母親が小さい子供を小さな紙切れに例える気持ちが分からないだろうから、自分の親戚でも友達の子供でもいいので、小さい子を見たときに愛おしいと思う気持ちに浸りながらこの箇所を歌うように」、とも言いました。

その日から私は机の上に紙の小さな切れ端を実際に並べて「snip」と何度も口にしたり、町でも小さな子供を見ると「snip」とつぶやいたりしていました。

その頃私はニューヨークのダンススタジオで毎週歌のワークショップを受けていました。100人くらいの参加者の前で歌い、先生や参加者たちに歌った後に批評されるというワークショップだったのですが、素晴らしい歌を歌った人には大きな拍手や歓声が上がります。そうでない場合はもちろん社交辞令程度の拍手しかもらえません。そして参加者のコメントもかなり厳しいものでした。

私はちょうど先ほどのミュージカルの歌を毎週歌っていたのですが、なかなか拍手喝采にはたどり着けず、「Makiは声はいいんだけど、歌の内容が伝わってこないんだよね」と皆にいつも同じことを言われていました。

それが、「snip」の練習や、歌詞を一から見直すこと、時には自分の母親のことを思い浮かべて泣きながら歌うという過酷な練習を毎日2ヶ月間続け、ある日ワークショップで同じ歌を歌い終わると、割れんばかりの拍手と歓声が巻き起こりました。

「You’re done (君はやり遂げたよ)」という言葉や、「一つ一つの単語に至るまで内容が伝わってきて胸を打たれた」という感想を言われ、ワークショップの先生が「Makiの歌に意義がある人はいますか?」と聞くと参加者全員が「No」と答えてくれました。

自分の歌がなぜ伝わらないのか悩みながら練習を続けていたので、ワークショップで始めての拍手喝采をもらって本当に嬉しかったことを覚えています。

皆さんも、英語の歌詞で分からない単語が出てきたら、きちんと調べるようにしてください。日本人の観客には意味が分からなくても、歌っている人がその曲にどれだけ入り込んでいるかというのは如実に伝わります。

そして一つ一つ言葉を大事にして、気持ちを込めながら歌いましょう。やはりここでも「何度も繰り返し練習する」ということが大切ですね。

 

次回の更新もお楽しみに!

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歌詞は覚えるものではない

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歌詞がなかなか覚えられない……という生徒さんの声をよく耳にします。

どうやったら歌詞を覚えられるんですか? という質問もされたことがあります。

残念ながら歌詞を覚えるコツというものはなく、覚えられないのは単純に歌う回数が少なすぎるからです。

歌詞は覚えようとするものではなく、何度も曲を聴きこんで、こう歌おうかとかああ歌おうかといろいろやっているうちに、自然に体に刻み込まれるものなのです。

夢中になって歌っているうちに、歌詞カードなんて必要なくなってくるはずです。

私の場合でも、何度も何度も自分の歌を録音したり聞きなおしたりしてきた曲は、何年経っても歌詞を覚えています。そもそも歌詞を覚えようとした記憶がありません。

逆にプロになってから、仕事で短期間のうちにたくさんの曲を覚えないといけないこともあり、そういう時になるべく早く歌詞を覚えようと思い一生懸命暗記しようとしたことがありますが、全く頭に入ってきません。結局は歌い込むしかないのです。

今まで日本語の歌を歌ってきた人は、英語の歌詞がなかなか入ってこないかもしれませんが、繰り返し歌う度に英語のフィーリングをつかんで来ると思います。違う曲でも同じようなリエゾンやフレーズが必ず出てきますから、いろいろな曲に挑戦していくごとに覚えも早くなってくるでしょう。

もちろん、若い方が断然歌詞を記憶するのも早いです。若い頃に歌いこんだ曲は年を取っても忘れないから、30になる前に多くの歌を歌って詰め込んでおくように、と若い頃に言われた覚えがあります。

年輩の方でも諦めずに繰り返し歌ってみましょう。いくつかのパートに分けて、パートごとに繰り返し練習したり、1行だけを何度もループして歌うのもいいですね。

また、歌詞の意味を理解することも非常に大事です。単語やフレーズの意味をきちんと理解して、歌詞のストーリーを把握することで自動的に覚えやすくなるはずです。

歌い方、歌詞の発音、声の出し方や伸ばし方、強弱のつけ方、感情の込め方を繰り返し研究して練習し、歌詞の意味や話の流れなど、いろんな角度から深く一曲に没頭してみましょう。気がついたら歌詞を見ずに最初から最後までスラスラと歌えていた、と驚くはずです。

 

次回の更新もお楽しみに!

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