月別アーカイブ: 2014年10月

Pearl Jam “Jeremy”

こんにちは!

英語発音矯正とボイストレーニングのオンライン・ボーカルスクール

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最近公私ともに忙しくしており、ブログを4ヶ月以上もほったらかしにしてしまいました。

今日からまたいろいろと書きたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。

 

さて今日は、私の年代の方々には懐かしの名曲であるに違いない、ロックバンドPearl Jamの「Jeremy」の歌詞と、日本語に訳したものをご紹介したいと思います。

なぜ急にこの曲なのかというと、数日前この曲のメロディーが突然頭の中を流れ出して止まらなくなり、20年以上も聴いていなかったのに一体なんなのかと気になっていました。それから久しぶりにYoutubeでこの曲のPVを見たところ、あまりの懐かしさと蘇る衝撃でここ数日私の中でヘビーローテーションになっているのです。

ten

「Jeremy」が収録されたPearl Jamのファーストアルバム「Ten」

 

この「Jeremy」という曲は、アメリカで実際に起きた事件の記事を見た直後に、ボーカリストのEddie Vedderが感化されて詞を書き、メンバー同士でセッションをしながら作り上げた曲です。その事件は、Jeremyという同名の少年が学校のクラス中にみんなの前で拳銃自殺をするという痛ましいものだったのですが、Eddie自身にも学生時代に学校で拳銃自殺をした友人がいたこと、Jeremyがふさぎがちで両親が離婚でもめていたこと、Eddieの家庭環境も複雑でおとなしい少年だったことなど、シンクロする様々な事柄がEddieを駆り立てたようです。

PVはその事件を元にコンセプチュアルに作られていて、Mark Pellington監督による映像美、Jeremy役を演じる少年の素晴らしい演技、Eddieの鬼気迫るパフォーマンス、そして衝撃のラストシーンと、最初から最後まで目が離せません。

Eddie自身、「この曲を歌うときはJeremyのことを想っている」とインタビューで語っているように、何かに憑かれているようにさえ見えます。映像・楽曲共に本当に素晴らしく、20年以上経った今でも色あせないマスターピースです。

実は別のフォトグラファーが実費で作ったPVがあるのですがボツにされ、MarkによるPVもラストシーンが変更され、Eddieの歌詞にある放送禁止Fワードもカットされ、など色々といわくつきの作品ですが、こちらご覧下さい。

YouTube Preview Image

それではEddie入魂の問題作、Jeremyの歌詞をどうぞ。

 

Jeremy

At home

Drawing pictures

Of mountain tops

With him on top

Lemon yellow sun

Arms raised in a V (in a Vは「Vの形で」→「Vの形で両腕を挙げている」)

Dead lay in pools of maroon below (dead「死人」、maroon「えび茶色の」)

家で 絵を描いている

山の頂上の絵を

レモン色をした太陽と、

てっぺんには 両腕をVの字に掲げた彼の姿

その下のプールは赤茶色に染まり 死人が横たわっている

Daddy didn’t give attention

Oh, to the fact that mommy didn’t care

King Jeremy the wicked (wickedは形容詞「邪悪な」→the+形容詞=名詞)

Oh, ruled his world (ruleで「支配する」)

パパは注意を払わなかった

ママが気にもとめていなかったことを

邪悪な王、ジェレミーは自分の世界を支配した

Jeremy spoke in class today (speakは「発言する」というニュアンスを含む)

Jeremy spoke in class today

ジェレミーは今日、教室で口を聞いた

Clearly I remember

Pickin’ on the boy (pick onで「いじめる」)

Seemed a harmless little fuck (fuckは「ひどいこと」、harmless littleをつけて「無邪気なちょっとしたひどいこと」ここではいじめのことを差す、)

はっきりと覚えている

一人の少年をいじめるなんて

たいした事のない悪戯のように思えた

But we unleashed a lion (unleash「解き放つ」)

Gnashed his teeth (gnash(発音注意・ナッシュ)「(歯を)きしませる」)

And bit the recessed lady’s breast  (recessed 「へこんだ」)

でも俺たちは 解き放ってしまったんだ

牙をむき、女のくぼんだ胸元に噛み付いたライオンを

How could I forget

He hit me with a surprise left (突然左にパンチを食らったことを表現している)

My jaw left hurting

Dropped wide open

Just like the day

Like the day I heard

どうしたら忘れられるだろう

あいつは急に 俺を左から殴った

左の顎が痛み、ぽっかりと口を開けたままだった

ちょうどあの日のように

ちょうど俺が聞いたあの日のように

Daddy didn’t give affection (affection 「愛情」)

And the boy was something mommy wouldn’t wear

King Jeremy the wicked

Ruled his world

パパは愛情を与えなかった

ママも少年を 着もしない洋服みたいに扱った

邪悪な王、ジェレミーは自分の世界を支配した

Jeremy spoke in class today

Jeremy spoke in class today

ジェレミーは今日、教室で口を聞いた

Try to forget this,

Try to erase this,

From the blackboard

忘れようとしている

消し去ろうとしている、黒板から

Jeremy spoke in class today

Jeremy spoke in class today

ジェレミーは今日、教室で口を聞いた

 

 

ここ数日、この曲が収録されたファーストアルバム「Ten」を繰り返し聴いています。未だに根強い人気を誇り、成熟したPearl Jamの音楽も素敵ですが、私はやっぱりこの頃の緊迫した彼らの世界観に引き込まれずにはいられません。

次回の更新もお楽しみに!

Maki Mannami