月別アーカイブ: 2014年5月

コメディは最強のリスニング強化ツール①

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先日Stand-up comedyを観に行ってきました。

Stand-up comedyとは、コメディアンが一人でステージの上に立ち面白い話のネタを披露するというシンプルなショウです。

Stand-up comedyはテレビや映画で観ていたのですが、実際にショウを観に行ったのはこれが初めてでした。

この日出演していたのはカナダ人のPaul Myrehaugと、アメリカ人のDwayne Perkinsで、二人ともコメディアンとして常に世界中でツアーをしている有名な人たちです。

      

 

paul myrehaug           Dwayne Perkins

Paul Myrehaug                           Dwayne Perkins

小気味よいテンポで次々とおもしろおかしい話を披露し、時に観客に話しかけてお客さんをネタにしながら二人とも1時間の間たっぷりと笑わせてくれました。

私は今でこそこういったコメディを楽しめるようになりましたが、アメリカから帰って来た20歳の頃は英語のコメディの内容をほとんど理解することができませんでした。ネイティブの人たちと友達になるほど英語が上達したにもかかわらず、一緒にコメディの番組などを見ても楽しめずに、つまらない思いをしていました。

 

コメディでは様々なスラングや駄洒落などもたくさん出てきますし、コメディアンの人たちもものすごい早口で話します。滑舌も人によってとても特徴的で、それも出身国や地方によって訛りがありますから、これを聞き取るにはかなりのリスニングスキルが必要になってきます。

(日本の芸人さんたちも皆それぞれ変わった面白い話し方をしますよね。特に大阪弁なんかだと日本語を勉強している外国人の人たちが理解するのは大変だと思います。)

そこで、コメディを理解できるようになりたいと思った20歳の私は、一人の時にラジオでコメディの番組を聴くようになりました。

最初はたったの2~3割しか理解できませんでしたが、それでも理解できた時に内容が面白くてたまらないので、割と苦なく続けることができました。それも毎日ではなく気が向いた時だけ、家事をしながら何となく聞いてみたり、集中して耳を傾けてみたりといった感じでした。

すると半年ほどたったある日のこと、またいつものようにコメディのラジオを聴いていると、一人のコメディアンのショーの内容が最初から最後まで完全に理解でき、大笑いしている自分に気がつきました。その時一つ一つの単語がまるで流れるように自然に耳に入って来たのを覚えています。

そして、コメディのような難しいリスニングに挑戦していたので、それ以来ほかの番組(ニュースやドラマなど)を聞き取るのがずいぶん楽になり、急にリスニング能力がついたことを実感したのです。

英語の勉強をあきらめてしまう人を周りで見ていると、大体パターンがあるように思います。

1.日常生活で今までほとんど英語のリスニングをしていないのに、突然高度なニュース番組や映画などに挑戦して、まったく聞きとれないと落ち込んでしまう

2.そこから必死になって急激に英語を勉強する

3.あまりにもやることがたくさんがありすぎて、自分には無理だと諦めてしまう

4.しばらくしてまた英語が必要だと気づき、以前諦めてから全く英語のリスニングをしていないのに、突然高度なネイティブとの日常会話に飛び込んでしまい、まったく聞きとれないと落ち込んでしまう

以下、2に戻り続く

という人が、家族にも友人にも生徒さんにもたくさんいます。

リスニングを伸ばすにはかなりの時間を要しますので、勉強すると構えずに、私が昔やっていたように、遊びのつもりでコメディを聞くことを日常に取り入れるのも一つの手かもしれません。

次回は、私のおすすめのインターネットラジオや、コメディの映画などを紹介しますね。

 

次回の更新もお楽しみに!

Maki Mannami

 

 

 

 

 

歌詞をはっきり聴かせる方法(子音編②)

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先日、歌詞をはっきり聴かせる方法(子音編①)という記事を書きましたが、今日はその続きです。

バイブレーションサウンド以外にも、長く発音しないといけない子音が英語にはたくさんあります。

まず、比較的やりやすいのはSのサウンドです

前の記事でも書いたカーペンターズの「Yesterday Once More」のサビにある「Every Sha la la la」というところですが、このshaという音もさらっと歌わないで、

SSSSSSSha  la la la~

とSの部分(シュ~っという息の音)をしっかりと発音しないといけないわけです。

それからそのあとのLの音もそうです。

SSSSSSSha llllla llllla llllla ~

という感じで文字で書くと非常に分かりづらいですが(笑)、舌を歯につけたまま長めに発音しないといけないのです。

FやTHの澄んだ音もそうで、舌を歯や唇につけたままのポジションで長めに発声します(この音も、フーっという息やスーっという息の音が出てくる状態ですね)。

あと意外なのはNなどもそうです。

Nは日本語の「な行」と同じだと思って発音するととても浅い音になります。Nで終わる単語(can an など)の音は日本語の「ん」と同じ発音ではありません。正しいNのポジションに舌を付けてからやはりそのまま長く発音するのです。

これらの子音の音は何度説明してもできない生徒さんが多いです。頭では理解できているようですが、なかなか思っていることと実演することがつながらないようです。やり方としてはただ長くするだけなので簡単なはずなのですが、自分でやっているつもりでもうまく響いていないのです。

そこでレッスンの時はわざと短い見本や間違った見本を見せた後に正しい見本を見せ、それを何度も繰り返して生徒さんが実際にできるようになるまで、しつこく練習してもらいます。

一度できるようになった後も、気を抜くとまた癖が出てしまいますから何度も修正が必要です。

私があまりに何度も同じ箇所を指摘するので、生徒さんの中には「また同じこと言われた、悔しい~」とか、「先生しつこいな・細かいな~」と思ってらっしゃる方もいるかもしれませんが、これは私からの愛だと思って受け止めて下さい(笑)。

一度覚えたと思っても発音というのはそんなに簡単に身に付くものではありません。感覚で覚えたことがしっかりと自分の癖になるまで、根気よく練習を続けましょう。

 

次回の更新をお楽しみに!

Maki Mannami

 

 

歌詞をはっきり聴かせる方法(子音編①)

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先日、歌詞をはっきり聴かせる方法(母音編)という記事を書きました。

この記事に書いたように、母音をしっかり美しく響かせられるようになったら、次は子音の練習をしてみましょう。

日本語でも英語でも、話す時の発音のまま歌ってしまうともごもごして何を歌っているのかとても聴き取りにくい、と書きましたが、これは子音も同じでやはり強調して歌わなければいけません。

ですが全ての子音を強調するというわけではありません。

音によって強いもの、そうでもないものがあります。

またメロディーやテンポ、単語を強調したい場所とそうでない場所によっても子音の強さが変わってきますので、様々な曲をよく聴き比べることが大切です。

それから、「強調する」という言葉をそのまま鵜呑みにしてしまうと若干御幣があります。

子音を強調して聴かせるためには、実際には「強く」発音するのではなく「長く」発音する、というテクニックが必要になってきます。

これを踏まえたうえで、まずは英語の方から説明していきましょう。

 

日本人が気をつけないといけない子音に「バイブレーションサウンド」というものがあります。

V、THの濁音、Zなど唇、舌、歯などを使ってブルブルと細かく振動するサウンドのことです。

初心者の方が英語を歌ったり英会話をするとまったくと言っていいほどこのバイブレーションサウンドができていません。

舌を噛む、唇を噛むなど学校の英語の授業で習ったことをそのままやってもこのバイブレーションサウンドをうまく響かせることはできません。ただ噛むだけではなく噛んだ状態で響く音をそのまま少し長めに発音しないといけないのです。

バイブレーションができていない状態で強く発音しても、不自然な音になってしまうだけです。

例えばカーペンターズの「Yesterday Once more」と言う曲のサビで

「Every sha la la la」というくだりがありますが、

Everyという単語を発音する時、

「エー ヴリー」ではなく、「エー ヴヴヴヴヴリー」

とVのバイブレーションサウンドを自分が思っているよりも長く発音しなければいけません。

そうしないと、Everyという単語がEberyというような音に聴こえてしまうのです。

これが短いまま単純に強く発音してしまうと、

「エー ヴッ リー」と、Vの部分で急に力が入ったような不自然な歌い方になってしまい、しかもVの音に聞こえないのでますます何の単語か分からなくなってしまいます。

言葉ではなかなか説明しがたいですが、英語の歌を聴くとき、また英語の会話を聞く時はこのバイブレーションサウンドによく耳を傾けるようにしてみてください。

歌でゆっくり練習することで普段の会話でも使いこなせるようになっていくでしょう。

次回は別の子音についても説明していきます。

次回の更新もお楽しみに!

Maki Mannami

 

Indianって誰のこと?

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先日生徒さんと英語で話をしていた時のこと。

彼女が「Indian」の話をしているのでずっと「インド人」について話をしているのかと勝手に思っていたら、話の内容がどんどんずれてきて、ようやく彼女が「インディアン(アメリカ先住民)」ついて話しているのだと気づきました。

英語で「Indian」というと「インド人」という意味と「アメリカ先住民」という意味が二つあり、ネイティブの間でもこのような勘違いが起こるので、「どっちのIndianについて話しているの?」という質問をすることもあります。

インド人のことだと正確に説明したければ「Asian Indian」もしくは「East Indian」、

アメリカ先住民のことについて言いたければ「Native American」という風に説明するといいでしょう。

「American Indian」という呼び名もありますが、基本的にアメリカ先住民のことを「Indian」と呼ぶのは差別的な意味合いを含むことがあるので、気をつけたほうがいいでしょう。

 

次回の更新もお楽しみに!

Maki Mannami