月別アーカイブ: 2014年3月

レッスン日記⑰「i」と日本語の「イ」の音は違います

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今日のレッスンは、東京都にお住まいのFさん。

お仕事で英語を使うことが多いそうですが、今まで苦手だったのでうやむやにしていたのを、定年退職を目前にして本気で英語を習得しようと思い直し、スコットペリー先生と私のレッスンを同時に受け始めたという努力家の方です。

Fさんはマネをするのがとても上手です。できるまで何度も何度も自分で言い直し、レッスン中の表情も真剣そのものです。

ただ、その場でマネをするのが上手くても、忘れていってしまうのが発音の悲しいところなんですね。ですから定期的にレッスンを受け続けることが大切です。Fさんもやはり前回のレッスンで学んだ音があいまいになってしまうことがあるのですが、少し注意するとその場ですぐに直すことができます。予習・復習をきちんとされていることと、カンがいいんですね。

Fさんはレッスンを受け始めて3ヶ月ほど経過していますが、今のシーズンは仕事で英語を使う機会が多いそうで、先日職場で英語を話したところ、同僚の方たちから、

「Fさん英語がすごく上手になりましたね!」

とお褒めの言葉を頂いたそうです。

上達しているか自分だと実感できなかったりすることもあるでしょうが、周りの人に褒めてもらうとやっぱりモチベーションが上がりますよね。Fさん、とても嬉しそうにお話されていました。

さて、この日は「i」の母音の特訓です。

「i」という音を独学できちんと言えている人がどれだけいるでしょうか。たいして意識もせずに日本語の「イ」という音で話している人がほとんどだと思います。

日本語の「イ」という音は喉を詰まらせて発音しますが、英語の「i」の音はもう少しリラックスして発音します。

Fさんに「This is it」という3つの単語を並べて発声練習をしてもらうと、さすがスコット先生のところで既に習っているだけあって、かなりいい線をいっているのですが、たまに日本語の詰まった「イ」の音が聞こえてしまいます。口の引っ張り方や舌の上げ具合を少し調節すると、すぐに完璧な音になりました。

さすがですね、Fさん。これからも頑張ってください!

 

皆さんもネイティブの「i」の音と、日本語の「イ」をよく聴き比べてみてください。

最初の数ヶ月は全く同じにしか聞こえないと思いますが、発音の勉強をしているとリスニング力も相乗効果でものすごくアップしますので、徐々に違いが分かってくるはずです。

 

次回の更新もお楽しみに!

Maki Mannami

 

 

ゲイの魔法でイケメンに大変身

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Queer Eye
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今日は私が前からハマっているアメリカの番組、“Queer Eye”をご紹介します。

日本でも放映されているので見たことがある方も多いかもしれませんね。

Queerというのはいわゆるゲイのことなんですね。もちろんGayという単語も使いますが、「僕たちは自分たちのことをQueerって呼ぶんだよ」とゲイの人が言っているのを聞いたことがあるので、今時のゲイの皆さんにはQueerという呼び方が流行っているのかもしれません。

この番組には「Fab5」という名前の男性5人組がホストなのですが(FabはFabulous=素晴らしい、の意味)、それぞれスタイリスト、インテリアデザイナー、ヘアメークアドバイザー、ワイン&フード専門家、カルチャー担当、と専門のスキルを持っています。そして、もちろん全員Queerです。

このFab5が毎回ストレート(ゲイではない人)の男性宅を直撃し、おしゃれで素敵な男性に大変身させるという内容なのですが、これが本当におもしろいんです。

ターゲットになる男性たちは、決まって髪はボサボサ、部屋は散らかり放題、服はワンパターン、料理なんてしたことない、というようなタイプの人たちで、恋人や家族、友達からも「いっつもヨレヨレの服着てる」「あの人の家には泊まりたくない」「あの長髪切ればいいのに」などと批判されています。

そこでスタイリストが一流のブティックに連れて行って流行の服を選び、インテリアデザイナーが部屋を片付けデコレーションし直し、ヘアメークアドバイザーが美容院に連れて行って髪型を変えさせ髭も整えスキンケアの指導も行い、ワイン&フード専門家がしゃれた料理のレシピやカクテルの作り方を教え、カルチャー担当が恋人とのムードの作り方や趣味の見つけ方などを指導するという、至れり尽くせりのおもてなしを提供します。

すると最初はどこかモサ~っとしていた男性が、びっくりするくらい素敵になるんですね。ほんの少し髪型と服装を変えただけで人はこんなに変わるものかと毎回驚かされます。

そんな男性の変身やスタイリッシュになった部屋を見た家族や恋人が感動し、涙を浮かべる人さえいます。みんな男性のことを愛しているからこそ喜びも大きいんですね。

最初は半信半疑だった男性も、こんなことまでしてもらって本当に嬉しい、自分に自信が持てるようになった、と最後には必ず感謝しています。

何よりも素晴らしいと思うのは、男性のことを愛しているけどどこかで諦めていた恋人や家族が、男性のことを見直し愛情が深まる場面です。もちろん人は見た目ではありませんが、(ゲイに半ば強制されたとは言え)変わろうと努力してくれて嬉しくない人はいませんよね。

Queer5人が男性をいじる様子も痛快で、男性宅を「何ここ!おぞましい家ね」「このキッチン、使ったことあるわけ?」などを言いながらキャーキャーと大声を上げて散策し、「あなたの髪型、山男みたい~」と言って男性の頭をくしゃくしゃに撫でたり、脱ぎっぱなしの靴下を拾いあげ臭いをかいで「オエ~」と顔を歪ませたりして男性を困らせます。

たまに暴走してヌーディスト(家で常に裸で過ごす人たちのこと)の男性と一緒に素っ裸になって庭を走り回ったり、サーカス小屋で働く男性のもとでサーカスのショウタイムにも出演したりと、やりたい放題です。

笑わせてくれるだけでなく感動的なエピソードも多くあり、アルバイトをしながらアーティストを目指す男性のためにギャラリーを借りて展示会を設けたり、徴兵で下半身不随になった男性に趣味のゴルフを再開できるよう座ったままゴルフができるマシーンをプレゼントしたり、短命を医者に告げられながらも病気を克服した男性と一緒に涙を流したり、本当にやさしい人たちなんですね。

私はNYに住んでいたころゲイの友人がたくさんいました。当時通っていたダンススクールも男性の生徒の95%がゲイ(!)といわれており、アメリカでは特にアートに関わる人にはゲイが多いんです。見た目をのぞけば中身は女性というか、感受性が強くて繊細な彼らのことが私は大好きなんです。

女性が化粧をしたり髪をアレンジして変身するように、男性もおしゃれをして輝いて、周りをびっくりさせてくださいね。

 

次回の更新もお楽しみに!

Maki Mannami

 

 

ビジネス英会話必見の書

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ビジネス英会話では、単にビジネスシーンでの英語だけではなくアイデンティティ自体を変える授業が必要、と前回の記事で書きました。

今日はそんな要求を満たす、オックスフォード大学から出版されている素晴らしいビジネス英会話本を紹介しますね。

「bisuness one:one」というタイトルで、pre-intermediate(準中級)、intermediate(中級)、advanced(上級)の3レベルに分かれており、日本でもamazonの洋書セクションで購入できるようです。

 

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実際は先生とマンツーマンでレッスンをするためのテキストですが、一人で勉強しても大いに役に立つでしょう。

pre-intermediateでは例文や選択問題などがあり普通の参考書とあまり変わりありませんが、かなり細かい場面設定になっています。

『人との取引』、『プロジェクト』、『ミーティング』、『電話をする』、『e-mail』、『出張』、『文法』

と大きく7つのセクションに分かれており、1つのセクションの中でも

「挨拶をする」、「提案する」、「明確にする」、「世間話をする」、「イベントを説明する」、「自分のことを説明する」、「他の人について話す」・・・etc

というように4~8の異なった項目があり、様々な状況での英会話を学ぶことができます。

Advancedでも細かい場面設定になっていますが、最初の『人の管理』というセクションを見てみると、

「自己主張の仕方」、「教育の仕方」、「評価の仕方」、「面接の仕方」、「サポートの仕方」、「やる気にさせるには」、「仲介の仕方」

といった項目があり、単に英語だけでなく、世界で通用するビジネスマンのスキルを学ぶことができるようになっています。

 

一番最初の「自己主張の仕方」のページを見てみると、まず最初に

“あなたはどのくらい主張するほうですか?”

という質問項目があり、“Yes / No / Unsure(分からない)”と3択で選べるようになっています。質問内容は、

“混乱したときに質問をするほうですか?”

“レストランで注文が遅れていたら苦情を言いますか?”

“やりたくないことがあった時、「No」というのは難しいと感じるほうですか?”

“人に命令するのは簡単だと思いますか?”

といった内容で、自分の自己主張度をチェックすることができます。

 

その後はリスニングです。付属のCDを使ってビジネスマンが自己主張をしているシーンを聞き、テキストの単語を並び替えて文章を完成させたり、選択問題を解きます。

 

次にスピーキングの練習でロールプレイをやります。このロールプレイでは、

“あなたは仕事で自分の車を使用しており経費も立て替えています。会社からの経費の支払い方などに不満があると主張しましょう”

といったシチュエーションが設定されているのですが、

“自分の車を使用している/月950ポンドもの経費になるので週払いにしてほしい/自分のクレジットカードでは手数料がかかるから会社のカードにしてほしい/走行量が1年に3万キロを超えると会社の車が提供されるはず”

などなど細かい設定もされており、その状況を把握した上でイディオムを使いながら、自己主張力を高めつつスピーキングの練習をする、という難易度の高いものになっています。

 

最後はライティングの練習ですが、ここでは

“仕入先からの入荷が遅れ、スケジュールの変更を余儀なくされました。納期が遅れているので注文を間違えないように仕入先に伝えましょう”

というシチュエーションの設定があり、仕入先にemailを書くといった内容になっています。ここでも相手の間違いやサービスの質の悪さを指摘しながら、こちらの意見を主張することがポイントになっています。

 

この最初の1項目(たったの2ページ)だけでこれだけの濃い内容となっており、こういった内容が44項目もある上に、興味深いビジネス関連のコラムやおもしろい記事なども載っていて素晴らしい充実度です。飽きさせない内容でモチベーションを持続することができそうですね。

 

余談ですが、イギリスの本というだけあってデザインがスタイリッシュです。日本の参考書というとセールスや機能性を狙って味気ないデザインのものが多いですが、この本は中身のレイアウトも洒落てるし、イラストもなかなか可愛いです。

いろいろな角度から楽しませてくれる本ですね。

 

次回の更新もお楽しみに!

Maki Mannami

 

 

 

ビジネス英会話は必要か?

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英会話のクラスというと、だいたいが「一般英会話」と「ビジネス英会話」の2つに分かれていることが多いですね。

この「ビジネス英会話」、確かに仕事をしていく上で役に立つクラスであることに間違いありませんが、仕事で英語を使うことが目的だったとしても、一番大切なのはまず「一般英会話」のスキルを磨くことだと思います。

ビジネス英会話では、グラフの読み方だったり、プロジェクトの戦略だったり、他社への電話のかけ方からミーティングで使われそうなボキャブラリーなどを学んだりするわけですが、仕事をしていく上ではそれだけでは通用しません。

特にアメリカの会社などでは、上司やクライアントとウィットに富んだ会話をして、仕事の能力はもとより自分の人柄もアピールできるようでないといけません。堂々とした態度でジョークの一つも言えないようではつまらない人だと思われてしまうでしょう。

ビジネス英会話を主に学んでいる日本人の英語を聞くと、文章だけでなく雰囲気までどこか硬い印象を受けることが多々あります。

特に日本人はプレゼンテーションやディベートが苦手です。上司や先輩の言うことは黙って聞き、大多数の意見をおとなしく受け入れるように教育された日本人にとっては、堂々と人前で自分の考えを述べるのはとても難しいことですね。

ですからビジネス英会話のクラスでは単にビジネスシーンで使われるボキャブラリーだけではなく、もっと根本からアイデンティティを変えていくような授業が必要だと思います。それを学ばないことには、どんなに語学を身につけても国際社会で太刀打ちできないでしょう。

海外の企業で活躍している日本人の人たちに会うと、いつも共通点を感じます。皆堂々としていて自分の意見を持ち、ユーモアに富み、そしてどこかリラックスしているのです。この人だったら海外でも通用するだろうなと思わせられるような、そんな空気を醸し出しているのです。

英語が堪能でおとなしい外国人と、英語はそこそこだけど人を引きつけるオーラのある外国人、もし二人が面接に来たとしたら、採用になるのは後者の方ではないでしょうか。

ビジネスで英語を必要としている人は、ビジネス英語だけでなく一般英会話にも力を入れるようにしてください。そして仕事だけでなく遊びでも英語を話す機会を設けて、場慣れするようにしておきましょう。

オックスフォード大学から、ボキャブラリーだけでなくビジネスマンとしての即戦力を身につけるための興味深い英会話本が出版されています。次回はその本についてご紹介しますね。

次回の更新もお楽しみに!

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NYで拍手喝采をもらった理由

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私は19歳の頃、ニューヨークでゴスペルシンガーの黒人の先生にジャズを習っていました。

レッスン中に曲のある箇所になると、先生が毎回ピアノを弾く手を止めて首をひねっていました。

「もう一度歌って」と言われたので歌ってみましたが、やはり先生は止まって、「どうもここだけ不自然なのよね」と言いました。

あなたこの単語の意味分かってる? とそのフレーズの中の単語を一つ抜き出して私に聞きました。

私はその時、実はその単語だけ意味が分かっていなくて、分からない、と言いました。

すると先生は、「分からないならどうして調べてこないの。分からない単語が一つでもあるんだったら、その曲を歌ってはダメ」と私に言いました。

先生の言うとおり、単語の意味を理解していなくて歌を歌おうとするなんて、今考えるとなんて浅はかだったんだろうと思います。

英語の歌を練習している人で、実はそんな人が多いのではないでしょうか。

英単語をただの音として捉え、雰囲気だけで歌う、これではいくら発音を練習してもボイストレーニングを訓練しても、いい歌は歌えません。その時の私のように、どこか薄っぺらい形だけの歌になってしまいます。

意味も理解せずなんとなく歌っていると、ネイティブの人には伝わってしまうんですね。音楽のプロでなくても、日本に住んでいるアメリカ人の人が、「日本人のシンガーが英語の歌を歌っているのを聞くと、歌詞の意味を理解していないのがよく分かる」と言っているのを聞いたことがあります。

それ以来、もし分からない単語が出てきたら歌う前に調べるようにしていました。ところが、同じニューヨークでミュージカルの歌の先生にも習っていたのですが、ある曲を歌っていたとき、その先生がまた「しっくりこない」といって何度も私に同じ箇所を歌わせました。

曲の中には「Little snip」という歌詞があり、「snipの単語の意味が分かる?」と聞かれたので、「分かってます、“小さな切れ端”という意味ですよね」と答えました。

その曲は母親が子供をあやしている最中に歌われるミュージカルの歌だったのですが、母親が自分の子供を、まるで小さな紙の切れ端のように小さな小さな子よ、と愛しく歌っている場面でした。

「英語は君の母国語じゃないから、snipという言葉をあまり使ったことがないんじゃないか。君の国の言葉で”sad”と言ってごらん」

と言われたので、私は日本語で「悲しい」と言いました。すると先生は、ほら!と叫びました。

「君が自分の国の言葉で“悲しい”と言った瞬間、君の顔が悲しそうに見えたんだ。言い慣れている言葉だと、そうやって表情に出るんだよ。英語でもsadという言葉は何度も使っているだろうから慣れているかもしれないけど、snipという単語には慣れていない、だから不自然に聞こえるんだ。慣れるように何度も使ってごらん」

と先生は言い、また「19歳の君には母親が小さい子供を小さな紙切れに例える気持ちが分からないだろうから、自分の親戚でも友達の子供でもいいので、小さい子を見たときに愛おしいと思う気持ちに浸りながらこの箇所を歌うように」、とも言いました。

その日から私は机の上に紙の小さな切れ端を実際に並べて「snip」と何度も口にしたり、町でも小さな子供を見ると「snip」とつぶやいたりしていました。

その頃私はニューヨークのダンススタジオで毎週歌のワークショップを受けていました。100人くらいの参加者の前で歌い、先生や参加者たちに歌った後に批評されるというワークショップだったのですが、素晴らしい歌を歌った人には大きな拍手や歓声が上がります。そうでない場合はもちろん社交辞令程度の拍手しかもらえません。そして参加者のコメントもかなり厳しいものでした。

私はちょうど先ほどのミュージカルの歌を毎週歌っていたのですが、なかなか拍手喝采にはたどり着けず、「Makiは声はいいんだけど、歌の内容が伝わってこないんだよね」と皆にいつも同じことを言われていました。

それが、「snip」の練習や、歌詞を一から見直すこと、時には自分の母親のことを思い浮かべて泣きながら歌うという過酷な練習を毎日2ヶ月間続け、ある日ワークショップで同じ歌を歌い終わると、割れんばかりの拍手と歓声が巻き起こりました。

「You’re done (君はやり遂げたよ)」という言葉や、「一つ一つの単語に至るまで内容が伝わってきて胸を打たれた」という感想を言われ、ワークショップの先生が「Makiの歌に意義がある人はいますか?」と聞くと参加者全員が「No」と答えてくれました。

自分の歌がなぜ伝わらないのか悩みながら練習を続けていたので、ワークショップで始めての拍手喝采をもらって本当に嬉しかったことを覚えています。

皆さんも、英語の歌詞で分からない単語が出てきたら、きちんと調べるようにしてください。日本人の観客には意味が分からなくても、歌っている人がその曲にどれだけ入り込んでいるかというのは如実に伝わります。

そして一つ一つ言葉を大事にして、気持ちを込めながら歌いましょう。やはりここでも「何度も繰り返し練習する」ということが大切ですね。

 

次回の更新もお楽しみに!

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歌詞は覚えるものではない

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歌詞がなかなか覚えられない……という生徒さんの声をよく耳にします。

どうやったら歌詞を覚えられるんですか? という質問もされたことがあります。

残念ながら歌詞を覚えるコツというものはなく、覚えられないのは単純に歌う回数が少なすぎるからです。

歌詞は覚えようとするものではなく、何度も曲を聴きこんで、こう歌おうかとかああ歌おうかといろいろやっているうちに、自然に体に刻み込まれるものなのです。

夢中になって歌っているうちに、歌詞カードなんて必要なくなってくるはずです。

私の場合でも、何度も何度も自分の歌を録音したり聞きなおしたりしてきた曲は、何年経っても歌詞を覚えています。そもそも歌詞を覚えようとした記憶がありません。

逆にプロになってから、仕事で短期間のうちにたくさんの曲を覚えないといけないこともあり、そういう時になるべく早く歌詞を覚えようと思い一生懸命暗記しようとしたことがありますが、全く頭に入ってきません。結局は歌い込むしかないのです。

今まで日本語の歌を歌ってきた人は、英語の歌詞がなかなか入ってこないかもしれませんが、繰り返し歌う度に英語のフィーリングをつかんで来ると思います。違う曲でも同じようなリエゾンやフレーズが必ず出てきますから、いろいろな曲に挑戦していくごとに覚えも早くなってくるでしょう。

もちろん、若い方が断然歌詞を記憶するのも早いです。若い頃に歌いこんだ曲は年を取っても忘れないから、30になる前に多くの歌を歌って詰め込んでおくように、と若い頃に言われた覚えがあります。

年輩の方でも諦めずに繰り返し歌ってみましょう。いくつかのパートに分けて、パートごとに繰り返し練習したり、1行だけを何度もループして歌うのもいいですね。

また、歌詞の意味を理解することも非常に大事です。単語やフレーズの意味をきちんと理解して、歌詞のストーリーを把握することで自動的に覚えやすくなるはずです。

歌い方、歌詞の発音、声の出し方や伸ばし方、強弱のつけ方、感情の込め方を繰り返し研究して練習し、歌詞の意味や話の流れなど、いろんな角度から深く一曲に没頭してみましょう。気がついたら歌詞を見ずに最初から最後までスラスラと歌えていた、と驚くはずです。

 

次回の更新もお楽しみに!

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バイリンガルはもはや当たり前?

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先日お話した「meetup.com」のPub Crawlで出会った人に、ベトナム系スイス人の人がいました。彼はスイスに移住したベトナム人の両親の元に生まれ、大人になってから日本で仕事をしていたそうです。

スイスはその地形や歴史的な背景から、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4ヶ国語が使われています。

彼はフランス語を主に話しますが、英語も堪能で、そのほかにもベトナム語とイタリア語、そして日本語と、なんと5ヶ国語も話せるそうです。会話の中でたまに日本語を使っていましたが、訛りの少ないとてもきれいな日本語でした。

ヨーロッパの人は彼のように語学の堪能な方がとても多いです。他にもスイス人の友人がいるのですが、彼もイタリア語、フランス語、ドイツ語、英語の4ヶ国語をとても流暢に話します。

彼らからすると、一つの言語しか話せないことの方が不思議だそうです。とはいっても、彼らも楽な道を通ってきたわけではありません。小さい頃からいくつもの異なる言語を話すように教育され、一生懸命勉強をしてきたのです。ただ小さい頃から多言語に触れたおかげか、大人になってからでも新しい言語を習得するのが比較的早いようです。

私は歌のためにスペイン語の発音を勉強しましたが、話せる外国語は英語だけです。旅をしていると最低でもトリリンガル、という人たちによく出会いますので、自分が2ヶ国語しか話せないことが恥ずかしくなる時さえあります。

言語はやはり幼少の時に習得することが大切ですが、バイリンガルの子供を育てることに否定的な日本人が多くて驚いたことがあります。

小さい頃から英語などを教えるのはいいことかもしれないが、日本語を母国語として早く選んでおかないと、大人になるにつれて混乱し、日本語がつたない大人になってしまうんだとか。

私はその意見を疑問に感じます。カナダで育った帰国子女の日本人の友人がいますが、彼女は英語も日本語も完璧で、翻訳やライターといった文章力が必要とされる分野で活躍しています。

確かに混乱する場面も出てくるかもしれませんが、結局は本人次第だと思います。4ヶ国語や5ヶ国語を話すとなれば、単語を忘れてしまったり文法を間違えてしまうこともあるでしょうが、1ヶ国語しか話せないよりはいいと思います。

また、多言語を話せる人は仕事にも困らないでしょう。先ほどのベトナム系スイス人の人も転職活動中だそうですが、3ヶ国語以上を話せる人材を探している企業も多く、多数の会社から声がかかっているそうです。彼は営業職だそうですが、他にも語学の先生や通訳、翻訳といった職業はいつの時代も必要ですから、仕事にあぶれることはないと思います。

ヨーロッパでは、無料で言語を勉強できるコミュニティーなどがたくさんあるんだそうです。日本では多額のお金を費やしても、外語大を卒業しても英語を話せるようにならないという不思議な教育が行われていますが、ヨーロッパのようにオープンに言語を学べる環境が早く整うようになるといいですね。

もちろん大人になってからでも言語の習得は遅くありません。ハイリンヒ・シュリーマンというドイツの考古学者は、19歳の時から語学の勉強をはじめ、3年間で7ヶ国語を習得し、生涯でなんと18ヶ国語も習得したそうです。語学はやればやるほど身につきますから、あきらめずにコツコツと積み重ねればシュリーマンのようになるのも夢ではないかもしれませんね。

国際社会では、バイリンガルはもはや当たり前という空気があります。乗り遅れないように、今からでも毎日の生活に語学の勉強を取り入れてみてください。

 

次回の更新もお楽しみに!

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「If I may be so bold」の意味は?

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「If I may be so bold」ってどんな意味ですか? どんな時に使うんですか? という質問を生徒さんから受けました。

これは自分がしてもいいかなと思うことをする時とか、相手に聞いてもいいかなと思う質問をする時に使います。

Boldには「大胆な」とか「図々しい」という意味がありますから、直訳すると「もし私が大胆になってもいいなら」、「もし私が図々しくしてもいいなら」となり、「大胆にも・・・してもいいですか?」「図々しいですが・・・してもいいですか?」という文章になります。

その後にはよくtoas toをつけて動詞をつけます。

例えばよく使われるのが「If I may be so bold to say…」もしくは「If I may be so bold as to ask…」という文章で、「…と言ってもいいですか?」「…と聞いてもいいですか?」という文章になります。

例文を書くと、

If I may be so bold to say, you should consider the issue carefully.

言わせてもらいますが、この問題についてよく考えるべきですよ。

If I may be so bold as to ask, why were you crying?

つかぬことをお聞きしますが、なぜ泣いていたんですか?

If I may be so bold as to say, you look so beautiful tonight.

大胆なことを言わせてもらうけど、今夜の君はきれいだよ。

 

などなど、いろいろな場面で使うことができますね。

その他にも、

If I should be so bold, …

If I could be so bold, …

If I can be so bold, …

という形でも使えますね。

まあ、ちょっとキザに聞こえたり遠慮しすぎに聞こえたりするので、あんまり使わないというネイティブの人もいますが、遠慮することが文化の私たち日本人には割と活躍するフレーズではないでしょうか。

これをしてもいいかな? 言っていいかな? と思ったときに、皆さんもぜひ使ってみてください。

 

次回の更新もお楽しみに!

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「meetup.com」で出会いの場を広げよう

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皆さんは「meetup.com」というSNSサイトをご存知ですか?

これはその名前の通り人と出会うためのサイトなのですが、これがなかなかおもしろいです。

私は正直今までSNSサイトに興味がなく、もちろん自分のことを知ってもらったり新たな出会いがあるのはいいと思うのですが、ネット上だけのバーチャルな繋がりが増えるのがどうも苦手でした。

でもこの「meetup.com」というのは、ネット上ではなく実際に会うためのサイトなんですが、世界中に多種多様なグループがあって、自分の目的にあったイベントに参加できたり、つながりたい人たちと出会えるんです。

自分の地域を入力して、そこでどんなグループがあるのかを見ることができるので、気軽にローカルなイベントに参加することができます。

趣味から仕事、勉強まで様々なカテゴリーがあって、単純に一緒に飲みましょうというようなグループもあれば、起業家同士集まって仕事情報を交換しましょうというグループもあったり、野外でハイキングをするグループや、ハリウッドでは映画業界のコネクションを広げたい人のグループなんかがあったりします(それも、ただ業界人と仲良くしたいだけの人はお断り、本気で映画業界で仕事したい人のみ参加OK、という条件付きで、実際に映画の仕事に携わっている人たちがメンバーのようです)。

JavaScriptなど専門的なことを学ぶグループや、英語の先生が主宰している英語を学ぶグループなどもあり、勉強にも役立ちそうです。

またこのmeetupのおもしろいところは、アメリカ発のサイトで英語表記のため(他の言語もあるようですが今のところ日本語はないみたいです)、世界中の様々な人と出会うことができるところです。日本のイベントに参加しても、日本に住んでいる外国人の方が多く参加されているのではないでしょうか。東京のような大都市だったら様々なイベントがあると思います。

自分の住んでいる地域だけでなく、旅行で使うのもいいですね。たとえば今度サンフランシスコに旅行にいくけど現地に知り合いがいない・・・という時でもサンフランシスコのイベントをチェックして参加することができます。旅の醍醐味は何よりも現地の人たちとの出会いですから、利用しない手はないでしょう。

一人で参加する勇気がない、という人は友達を連れていっても大丈夫です。

私は先日主人と一緒に、まずは手始めにPub Crawl系のイベントに参加してみました。

Crawlというのは「のろのろ動く」「うろつく」という意味があり、Pub Crawlというのはパブをはしごして飲み歩くことなんですね。

小さなパブを何箇所か回るだけのイベントだったのですが、70人近くの人が集まっていて大盛況でした。

そもそも人と出会いたくて参加しているので、皆とてもフレンドリーです。自分から話しかけても歓迎されますし、誰かと話していてもいろいろな人に次々に声をかけられます。Pub Crawlということもあってか、明るくオープンな雰囲気でした。

もちろん怪しい出会い系ではないですから、本当に気楽なソーシャルパーティといった感じでとても楽しい時間を過ごせました。

参加していた人たちもインターナショナルで、イギリス人、ニュージーランド人、オーストラリア人、フィリピン系アメリカ人、ロシア系オーストラリア人、ベトナム系スイス人などバラエティーに富んだ顔ぶれで、連絡先を交換するほど仲良くなった人もいました。日本人の参加者は私たちだけだったようです。

小さなパブに70人もの人間がどやどやと押しかけてきたので、お店の人も他のお客さんもびっくりしていたようですが、イベントの参加者ではなくたまたま飲みに来ていたイギリス人の女性も、「これは何の集まり? どうやったら参加できるの? 私も参加したい!」と興味津々でした。

異文化交流と自分の興味分野を同時に楽しめる「meetup.com」、ぜひ皆さんもお気に入りのグループを見つけてイベントに参加してみてください。

 

次回の更新もお楽しみに!

Maki Mannami

 

 

鏡より録音よりビデオが有効

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歌を練習されている皆さんは、練習中に自分の姿を鏡で見ていますか?

もし鏡なんて使わない、と言う人は今すぐ全身鏡を自宅用に購入しましょう。自分の姿を見ずに練習をするのは問答無用です。口の形や姿勢、自分の動きなど、自分でしっかり確認することが大切です。

レッスンを受けている方は、レッスンの内容をMP3レコーダーやiPhoneに録音していますか?

していないという人はレッスン時間を無駄に費やしています。レッスン中に習得できたと思っても人の記憶はあいまいなものです。後から自分の声を聴くこともとても大切です。レッスン中に先生に注意されたことが納得いかなかったり、なぜ褒められたのか分からなかったりしても、後から聞きなおすと自分で気づくことがあるはずです。レッスンを最初から最後まで録音して、次回のレッスンまでに繰り返し聞いて練習するようにしましょう。

レッスン中だけでなく、自分で練習している最中でも録音して、自分の声を聴き直しましょう。

 

さて、鏡より録音することより有効な方法があります。それはビデオに撮ることです。

もちろん鏡を使っても自分の姿を確認することはできますが、歌に夢中になっている時は酔いしれていることもあるでしょうから(笑)、意外と気づかないことが多いものです。録音しても、自分がどういう口の開け方でどういう姿勢をしている時にこの声が出たのか、どんな動きで歌っているかまでは分かりませんよね。

ビデオカメラを持っていなくても、今ではほとんどの携帯電話にビデオ機能がついていますよね。それでも十分です。

自分の歌う姿を撮ったら、冷静になってそれこそ観客になったつもりで厳しく見てみましょう。

歌っている最中は結構いい感じだと思っていても、ビデオの中の自分を見て愕然とする人も多いと思います。

背中は曲がってるわ、リズムの取り方はおかしいわ、腕も変な風に動いてるわ、目はきょろきょろと変なところを向いてるわ、このままステージに立っていたら恥ずかしい目にあっていた、と思うほどショックを受けるかもしれません。

真正面からだけでなく、横からも撮ってみましょう。正面から見ると気づかなかったのに、横から見たら顎が突き出ていたり、出っ尻になっているかもしれません。

鏡や録音だけでは気づかなかったことがたくさん出てくるでしょう。

自分の声や姿を見たり聴いたりするだけではなく、合間にプロのミュージシャンや憧れのアーティストの歌を聴いたりビデオを見て、自分と比べてみるのもいい刺激になりますね。

私のレッスンでもビデオを録画して生徒さんに毎回お渡していますが、私と生徒さんの姿が並んで映っているので、とても分かりやすいと好評です。

知り合いのミュージシャンの方も、プロになってからも毎回自分の演奏を録音しているそうですが、こんなことを言っていました。「ライブ録音はすぐには聴かない。必ず一日おいてから聴いてみる」

一日おいて冷静になってから聴いたほうが、いろんなことが見えてくるからだそうです。

私もその意見に賛成です。演奏直後はまだ酔いが残っていますから(笑)、あらを見つけるより「この部分がサイコ~」と自画自賛に走ってしまいがちです。

ただ練習中は録音・録画直後に見たり聴いたりした方がいいと思います。私の場合は、録画した直後も見て、時間が経ってからも時々見直すようにしています。その時その時で気づくことが違ってくるからです。

一ヶ月も経てば同じビデオを見ても、「自分サイコー」から「自分てこんなに下手だったのか、やばいな・・・」に変わるかもしれません。

反対に、半年前と今の自分のビデオを見比べて、「ビデオを見るまで気がつかなかったけど、少しは上達したんだな」と気づいて、励みになることもあるでしょう。

 

次回の更新もお楽しみに!

Maki Mannami