カテゴリー別アーカイブ: レッスン日記

レッスン日記⑰プレスリーとナットキングコール

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今日のレッスンは、新しく始められたMさん。

もともと声楽を習っていただけあって、ボイストレーニングの飲み込みがとても早いです。

私も声楽から歌を始めたのでよく分かりますが、声楽をやっている方は口の開き方が縦向きなんですね。

クラシックを歌うときは、口を縦に開けて歌うんですが、私のレッスンで教えているのはポップス、ジャズ、R&Bなどで、口を横向きに開きます。

それに加えてアメリカ英語ですから、口角をしっかりと引き上げないといけません。

根本的に口のポジションを変えないといけないんですね。

課題曲は「Love Me Tender」。エルビスプレスリーのバージョンですが、実はエルビスの歌い方は参考になりません。

セクシーにぼそぼそと歌っていて、口もあまり開いていないからです。

ナットキングコールのように、ハキハキと歌っている人の方が参考になりますね。

実際に二人の歌い方を見比べてみましょう。

エルビス・プレスリー「Love Me Tender」

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ナット・キングコール「Love Me Tender」

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同じ日本人でもサザンオールスターズと劇団四季の日本語発音がまったく違うように、同じアメリカ人でもスタイルによって発音の仕方が違ってきます。

でも最初から癖のある英語発音を真似するのは非常に危険です。まだしっかりと形づいてないところから癖をつけてしまうと、ただのめちゃくちゃな発音になってしまいます。

日本語のたどたどしいアメリカ人が、サザンオールスターズの歌い方を真似しているところを想像すると分かりやすいかもしれません。

Mさんは発音の勉強はまだ始められたばかりなので、特に最初は口の形をしっかりと形付けるように、しっかり口を動かしてもらいます。

するとMさん、「なんだか自分が腹話術の人形になったみたいです・・・」。

でもこちらから見ると、いたって普通の開き方。もっと開けてもいいくらいです。

それだけ今まで開け方が足りなかったんですね。だからようやく普通の大きさに開けられたのが不自然に感じるのでしょう。

皆さんも、基本的な音が完璧に言えるようになるまでは、はっきりと発音するようにしてください。

模範的な発音が完璧に身についてから、少しづつ崩して自分のスタイルを身に着けていくことも可能です。

それでは次回の更新もお楽しみに!

Maki Mannami

レッスン日記⑰「i」と日本語の「イ」の音は違います

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今日のレッスンは、東京都にお住まいのFさん。

お仕事で英語を使うことが多いそうですが、今まで苦手だったのでうやむやにしていたのを、定年退職を目前にして本気で英語を習得しようと思い直し、スコットペリー先生と私のレッスンを同時に受け始めたという努力家の方です。

Fさんはマネをするのがとても上手です。できるまで何度も何度も自分で言い直し、レッスン中の表情も真剣そのものです。

ただ、その場でマネをするのが上手くても、忘れていってしまうのが発音の悲しいところなんですね。ですから定期的にレッスンを受け続けることが大切です。Fさんもやはり前回のレッスンで学んだ音があいまいになってしまうことがあるのですが、少し注意するとその場ですぐに直すことができます。予習・復習をきちんとされていることと、カンがいいんですね。

Fさんはレッスンを受け始めて3ヶ月ほど経過していますが、今のシーズンは仕事で英語を使う機会が多いそうで、先日職場で英語を話したところ、同僚の方たちから、

「Fさん英語がすごく上手になりましたね!」

とお褒めの言葉を頂いたそうです。

上達しているか自分だと実感できなかったりすることもあるでしょうが、周りの人に褒めてもらうとやっぱりモチベーションが上がりますよね。Fさん、とても嬉しそうにお話されていました。

さて、この日は「i」の母音の特訓です。

「i」という音を独学できちんと言えている人がどれだけいるでしょうか。たいして意識もせずに日本語の「イ」という音で話している人がほとんどだと思います。

日本語の「イ」という音は喉を詰まらせて発音しますが、英語の「i」の音はもう少しリラックスして発音します。

Fさんに「This is it」という3つの単語を並べて発声練習をしてもらうと、さすがスコット先生のところで既に習っているだけあって、かなりいい線をいっているのですが、たまに日本語の詰まった「イ」の音が聞こえてしまいます。口の引っ張り方や舌の上げ具合を少し調節すると、すぐに完璧な音になりました。

さすがですね、Fさん。これからも頑張ってください!

 

皆さんもネイティブの「i」の音と、日本語の「イ」をよく聴き比べてみてください。

最初の数ヶ月は全く同じにしか聞こえないと思いますが、発音の勉強をしているとリスニング力も相乗効果でものすごくアップしますので、徐々に違いが分かってくるはずです。

 

次回の更新もお楽しみに!

Maki Mannami

 

 

レッスン日記⑯日本語から筋肉・呼吸を意識しよう

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今日のレッスンは、シリコンバレーにお住まいのIさん。

現地のIT企業に就職されている方ですが、発音にあまり自信がないそうです。

しかもカラオケバーに連れて行かれるのが恐怖だそうで、このレッスンを始められました。

Iさんはとっても真面目で礼儀正しい方ですが、物静かな印象があります。

日本語を話す時を見ていても、口の開け方が非常に小さく、息もほとんど使っておらず、ぼそぼそと話す感じです。

現地にいても日本語は使いますか? と話すと、奥様が日本人なのと日本人の友人も多いので、自宅にいる時や休日は日本語を話すとのことでしたので、レッスンの最初にまず30分ほど日本語のかつぜつを練習しました。

なぜ日本語から練習するかと言うと、いくら英語で筋肉や呼吸を使う練習をしても、母国語を話す時に筋肉や呼吸がだらけてしまっていてはなかなか癖をつけることが難しいからです。

日本語を全く話さず英語ばかり使える環境にいるのであれば別かもしれませんが、日本で英語を勉強している人やIさんのように海外でも日本語を多く使う人は、特に気をつけたほうがいいでしょう。

日本語を話す時も口角を引き上げ、母音の形をしっかりと確認しながら、呼吸を使ってはきはきと話してもらいます。

とても変な感じがする、とIさんは心配されていましたが、口角を引き上げて話すととても明るい印象に見えますし、はきはき話したほうが言葉に説得力が出てきて、日本語にもいい影響が出てきます。Iさんはいつでもそうやって話してもらうようにアドバイスしました。

私が最初に声楽を習った先生はオペラシンガーの方でしたが、普段の話し声から裏声を使われていました。

ダンサーだって、踊る時だけ姿勢をよくしても、普段背中が曲がっていては話になりませんよね。

自分が素の状態でも気をつけるようにしていると、それがだんだんと癖になっていくのです。

普段日本語が聞き取りづらいと言われたり、かつぜつが悪いと自覚のある方は、普段の日本語から気をつけるようにしてください。

それでは次回の更新もお楽しみに!

Maki Mannami

レッスン日記⑭カラオケとずれないための練習法

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今日のレッスン日記は、岐阜県にお住まいのCさん。

一番最初にレッスンを受けられた時から「メロディーを覚えるのが苦手で・・・」との自己申告があり、ゆっくりなペースで曲をすすめていました。

最初はメロディーを絵にして描いてみたり(棒グラフのようなものを描いて高いところが高い音、低いところは低い音、一個下がったところは全音下がった音、半分下がったところは半音下がった音、高さが同じになった時は同じ音、というように)、何度もメロディーを一緒に歌ったりしていました。

それがレッスンを受けられて早2年、もう今ではすっかりメロディーを覚えるのも早くなり、今やっている曲がなんとDes’reeの「You Gotta Be」という曲なんですね。

これはR&Bなのでリズム感もいるし、単語も多いし、雰囲気もいるし、リエゾンも多いし、メロディーはシンプルに聞こえてもレッスンでやる曲の中ではかなり上級のレベルに入ります。

最初はCさん苦戦されていたようですが、3ヶ月目に突入してとてもスムーズに歌えるようになってきました。

レッスンの最初に必ずリズムのトレーニングをするようにしていて、各レッスンごとに新しいリズムに挑戦してもらうのでシンコペーション(アクセントを拍の頭からずらして演奏するリズム)もかなり得意になってきました。

こんな風に生徒さんが成長していかれるのを見ると、本当に先生冥利につきます。

さてそんなCさんですが、通して歌ってもらうとずれてしまうことがあったので、何回か通して歌ってもらうと、ずれるのが毎回同じところということを発見。間違ったまま覚えてしまっているんですね。

一拍休んで入るところとか、半拍食って入るところなんかで頭から入ったりしてしまっています。

そこで、一度私が通して歌っているのを聞いてもらいながら指でリズムを数えてもらいました。

One two three four, one two three four、とリズムを取りながら指も一緒に動かして数えるんです。メロディーをよく聴くことが大切ですね。

間違って覚えてしまっているところは何度も繰り返し、歌いだしのところを数えながら聞いてもらい、今このフレーズはtwoで入ったとか、threeになる前に入ったとかを覚えてもらいます。

これを3~回やっただけで、毎回ずれていたところが完璧に歌えるようになりました。

タイミングは感覚で覚えていることがほとんどだと思いますが、覚えられない場合はこうやって指で実際に数えてみるといいですね。楽譜が読めない人は特におすすめします。

Cさんゴールまであとちょっと、頑張りましょう!

それでは次回の更新もお楽しみに!

Maki Mannami

レッスン日記⑭英語を頑張りすぎて日本語が吃音に!?

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(※今日のスカイプレッスン日記は、過去の日記からの抜粋です)

福岡にお住まいのHさんは、通勤途中の車の中で、レッスン中の歌を歌ったり、スコットペリー先生の教材を聞きながら練習しているそうなんですが。

彼女が一番頑張っているのが、口角を引き上げること。

口角っていうのは唇の両端の部分ですね。ここを引き上げ続けることが歌でも発音でも一番大事なことなんですが、なかなか日本語ではこの筋肉を使うことがないから、癖をつけるのが難しいんです。

舌も、日本語の母音ではずっと下に落ちているので、(ためしにア、イ、ウ、エ、オと言ってみてください。舌の先が全く上に上がらないはずです)

私たちの舌は口の中で居眠りをしているような状態なのですが、

英語だと力を入れたり引っ込めたり、振動させたり歯につけたり、実にいろんな動きをします。

そうやって、慣れない動きを急に始めたせいか、Hさん、なんと日本語を話す時に吃音がでてきたそうです。

仕事でも電話応対をする時に、ロレツが回らなくなって困っているんだとか。

実は、これはたまに起こることで、顔や舌の筋肉がちょっとした疲労状態にあるんです。

英語や歌の発声をするときは、顔や口や舌にかなりの筋トレをさせるようなものなのです。

急に運動をして、足がつったりすることってありますよね。

それと同じように、舌の運動をしていて舌がつった(!)という生徒さんもいますし、口角を引き上げる練習をしていて、ほっぺたが筋肉痛になった生徒さんもいらっしゃいます。

特に今、必死に鍛えながらも英語に必要な筋力が完成していない状態で、急に日本語をしゃべろうとすると、舌とか口とかいろんな部分がパニックを起こしているんです。

ですので、吃音に悩んでいるようであれば、日本語を話す時になるべくゆっくり、落ち着いて話すようにし、英語の発音や歌の練習はそのまま頑張って続けるようにアドバイスしました。

今は英語と歌に必要な筋肉を鍛えていっている最中なので、きちんと身についてきたら、英語を話す時と日本語を話す時の筋肉の使い分けを体が覚えてくれるので、吃音も減ってくるはずです。

今、体の中で大革命が起こっているんです!

それだけ、Hさんは頑張っているということなんですよ! と激励しました。

レッスン後、Hさんから

「いつも送っていただいてるビデオとってもいいですね。レッスン中は分からなかった自分の口の形やどの位開いているかとか、とってもよく分かるので復習になるし、気づきも多いです。

舌が普通に上がっていない時の確認の仕方とか、マキ先生の説明はとても分かりやすくて勉強になります。」

とメールを頂きました。

そういう言葉を頂くのが、自分にとって何よりの励みです。

吃音にめげずに、これけらも頑張ってください!

それでは次回の更新もお楽しみに!

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レッスン日記⑬最もやっかいな語中Rの発音

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今日のスカイプ・レッスン日記は、アメリカはボストンにお住まいのHさん。

ジャズで最も有名な現地のスクールに奨学生として留学している、若手のホープです。

担当はベースですが、ミュージシャンとコミュニケーションを取るために発音をなんとかしたいのだそう。

このレッスンのおかげで世界中に住む日本人の方と知り合うわけですが、いつも本当に感心します。皆さん本当に向上心が高いですね。

Hさん、今日はRの発音を猛特訓です。

子音のRはさほど難しくはないのですが、語中のRは本当にクセモノです。

私自身もこの音ひとつを習得するまでに、なんと3ヶ月かかったんです。

語中のRを練習するたびに、「イギリス英語にしときゃよかった・・・」と何度思ったことか。

イギリス英語の方が簡単ですから、日本人にとっては。特にこの語中のRは。

でも、歌はイギリス人だろうがオーストラリア人だろうがアメリカ英語で歌うので、シンガーは絶対アメリカ英語を習得しないといけないんです。

語中のRっていうのは、wordとかheartとかlaterとか、単語の真ん中とか語尾につくRの音ですね。

イギリス英語だと日本語のアに近い音で、ワード、ハート、レイター、とシンプルに伸ばせばいいんですが、

アメリカ英語だと舌を奥にひっこめてこもった音がしますね。

舌も口の形も決まったポジションにバシッ!と固定しないといけないので、体が覚えてくれるまで何度も何度も修正が必要になります。
でも、Rの発音を完璧に習得すると、一気にいろんな発音ができるようになるんですね。

たとえば heart という単語は、

ha という音に R の音がついてくるんです。

four という単語は、

fo という音に R の音がついてくる。

fear という単語は、

fi という音に R の発音がついてくる。

要するに、Rの音を習得すると全部の発音ができるようになるけど、Rの音が習得できないと、このどれもが発音できない、ということになるんです!

Hさんは、まだ20代というだけあって、とても習得が早いです。まだ発音も始めたばかりなので、変な癖もついていません。

やわらか~いパン生地を成形しているみたいな感じですね。

癖って、本当にやっかいなんです。一度変な癖がついたら、直すのは本当に一苦労。

独学で発音を勉強している人を直していくのは時間もかかるし、大変な作業なんです。

「初心者なんですが、大丈夫ですか?」

という質問をよくうけますが、実は初心者のほうが正直レッスンはやりやすいんです。

みなさんも、変な癖がつかないうちに、適切な訓練を受けてくださいね!アメリカ英語は独学では身につきませんから。

それでは次回の更新もお楽しみに!

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レッスン日記⑫発声時のお腹の動かし方

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今日のスカイプ・レッスン日記は、京都にお住まいのWさん。

数週間前から、ずっとスタッカートの呼吸を練習しています。

前回のレッスン日記にも書きましたが、「スタッカート」というのは音楽記号で「跳ねる」音のことで、これはかなり腹筋を使います。

ボイストレーニングで、声を出す時に「お腹をへこませる」って言う先生がいるようで、スタッカートのときもへこませるように教えるようなんですけど、

(というか、そういう指導をされてる先生が大半だと思います)

のんびり四分音符で跳ねてる時はお腹をへこませても間に合うかもしれませんが、早いテンポで16分音符で細かく跳ねるときまでお腹を毎回へこましてたら、間に合わないです。

なので、私のところでは間逆。

お腹を膨らませたら、膨らんだ状態で力を入れるように指導しています。

ただ、その状態で声を出すと、どんなにそこで力を入れても、お腹が自然に少しへこむんですね。

あくまで意識は膨らます方に持っていって、自然に少しだけへこむ分は問題なし。

声もそのほうが安定します。

意識的にお腹をへこませると姿勢が歪みやすくなったり、腰に力が入らなくなったりします。

歌には腹筋だけはありません。腰の力、横腹、要するにお腹周り全体の力が要ります。

人によって姿勢、体の動き、癖などが違いますから、個人個人の体の動きを見ながら指導しないといけないので、なかなか文章で説明するのは難しいのですが、

これは実際に、100人以上の生徒で結果を出してるので間違いありません。

「声を出す時はおなかをへこませる」

って発声の常識みたいに思ってる人が多いので、このやり方を指導すると

「声がびっくりするくらい強く、太くなりました」

と皆さん驚いてくれます。

Wさんも姿勢自体が歪んでいたのと、腹筋が弱いので少し時間がかかってますが、かなりよくなってきました。

その調子で頑張りましょう!

それでは次回の更新もお楽しみに!

Maki Mannami

レッスン日記⑪崩れた腹式呼吸を速攻で直す

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今日のスカイプ・レッスン日記は、過去の記事からの抜粋で、福岡県にお住まいのHさん。

Hさんは、スコットペリー先生のセミナーのときに私の生徒さんたちに出会い、

みんなが「ボイトレ楽しい!」と話しているのを聞いて私のレッスンを受けることにしてくれたんだそうです。

そんなふうに口コミで広がるとほんとに嬉しいですね。

今日は腹式呼吸でスタッカートの練習。

スタッカートというのは音楽用語で、跳ねるような音で演奏すること。音符の上とか下にゴマみたいな黒い点がついてる、あれです。

このスタッカートを呼吸で表現するのはなかなか難しいんですね。お腹にかなり力がいるし、上手に動かさないと姿勢も崩れます。

腹式呼吸が上手なHさんも、肩がアップダウンしはじめました。

肩や胸が少しでも動くと、胸式呼吸になってしまっている印。

こんな風に、夢中になって歌ったり発声してるときに肩と胸が上がってしまう場合、いったん姿勢をリセットし、椅子に座ったまま前にかがんで呼吸します。

この姿勢をとることで、胸の動きを抑え、腹式呼吸の感覚を取り戻すんですね。

Hさんにも一回かがんでお腹の動きを確認してもらったところ、速攻で腹式呼吸を取り戻していました。

今日から新曲のHさんですが、もともとメロディーをとるのが得意なだけあって、

あっというまにサビを歌えるようになっていました。

スバラシー!!

それでは次回の更新もお楽しみに!

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レッスン日記⑩日本人は舌もふにゃふにゃ

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今日のスカイプ・レッスン日記は、過去の記事からの抜粋で、茨城県におすまいのYさん。

Yさんは、以前東京で開催された発音&ボイストレーニングのワークショップに参加してくれました。ワークショップには特典として無料レッスンが2回ついていたので、今回はその1回目です。

彼女は美大で古典絵画を学んでいて、海外から講師や留学生が来るんだそうです。

その時に、自分の絵を英語で説明できたらいいな、と思って私のワークショップを受けにきてくれたんだそうです。

なんと、向上心の高い!

若い頃からそうやっていろんなことを学ぶのは本当にいいことだと思います。

「ワークショップを受けて、英語の歌をもっと歌ってみたくなりました」、とアンケートに書いてくれていました。

音楽など他の形の芸術を体験することで、また絵にも磨きがかかると思います。

何を隠そう、実は私も(はるか)昔、美大を目指そうとしたことがあったんです。

大阪で有名な美術の先生が、私の描いた油絵を見て、「絵の道に進みなさい」と言ってくれたんですね。

散々迷って結局は音楽の道に進みましたが、絵というまた違った芸術に触れたことが糧になっていると今でも思います。

さて、Yさんにはワークショップでやった歌詞を一通り読んでもらい、細かく発音を見ていきます。

今日はLとRを特訓。

日本人って、舌にも筋肉がないんです。

Lの発音は、歯の後ろに舌をつけるだけじゃだめなんです。力を入れて、まっすぐに伸ばし、長めに発音する。

歯の後ろといっても、奥すぎたり、前過ぎたりしてはだめ。ちょうどいい位置を調節して、何度も試してもらいます。

Rは、口の中で舌がどこにも当たらないようにします。

少しでも歯に触れたり上あごに触れたりすると、Lか日本語のラ行寄りの音が聞こえてしまうんです。

正しい発音には、舌の位置っていうのは、ほんとう~~~に大事なんですね。

ちょっとでもずれると、間違った音になってしまう。

日本語だと、私たちの舌って地味な動きしかしませんから。

ア、イ、ウ、エ、オ、全ての母音を発音する時、舌はずっとだらんと口の中で休んでいますので。

でも英語だと、突き出したり、歯に触れたり、引っ込めたり、チカラを入れたり、弾いたり、本当に忙しい動きをするんです。

だから舌の筋肉も必要なんです。

Yさん、レッスン後に「とっても分かりやすかったです」、と嬉しいコメントをしてくれました。

若いうちに、正しい発音を身につけていってくださいね。

それでは次回の更新もお楽しみに!

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レッスン日記⑨重複するバイブレーションサウンド

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今日のスカイプレッスン日記は、別ブログの過去の記事からの抜粋です。

お一人目は、東京都にお住まいのLさん。

「Saturday in the Park」という、シカゴのヒット曲を習得中です。

“I think it was the”

という歌詞がありますが、

“was”と”the”の「ズ」「ザ」という二つの濁った音が重なるところで、Lさん四苦八苦。

どちらもバイブレーションサウンドといって舌をブルブル振動させる音ですが、

舌を噛んでない状態(下は口の中で浮いてます)と、噛んでいる状態で鳴らすので、

二つ続くとかなり言いにくい。

でもどちらもしっかり振動させないと、単語がちゃんと聞こえません。

thは、日本の教育だと「舌を噛む」って教えますけど、この「噛む」って表現がそもそも間違いなんですね。

正しくは軽く触れるだけ。でないと振動音がきれいに響かないんです。

それに、噛むだけじゃだめなんです。ちゃんと振動させないと、正しい発音ができません。

これはVの発音も同じなんですね。

ゆっくりのテンポから、この2つの発音を何度も繰り返し発音してもらい、練習すると、

Lさんきれいに2つの文字がつながりました!ヤッタ!!

ちなみにこの「Saturday in the Park」、

“Fourth of July(7月4日)”の、公園での風景が描かれています。みんな笑顔で、踊ったり歌ったり、アイスクリーム屋さんがいたり。

この Fourth of Julyというのは実はアメリカ独立記念日のことなんです。この日は花火が打ちあがったりパレードがあったり国中でお祝いをする日で、そんな日の風景を描いた歌なんですね。

お二人目は、オーストラリアはシドニーにお住まいのSさん。

Sさんはシドニーでお仕事をしてますが、夏からアメリカの会社に赴任されるそうで、オージー訛りをなんとかアメリカ訛りに直したいんだそう。

今日はいろいろな腹式呼吸法を実践。

息を吐きながらではなく、吸いながら話す方法(こうすることで呼吸をさらに意識しやすくなります)、歌詞を息継ぎなしで読んだり、床に寝転がってもらったり。

床に寝ると画面から見えなくなりますが(笑)、音声でお互いを確認しつつ。

いろいろな姿勢をとってもらったので、だいぶお腹の動きもよくなってきたようです。

呼吸をがっつりやってから朗読をしてもらうと、やっぱ全然違うんですね~~発音の仕上がりが。

あらためて基礎の大事さを感じます。

それでは次回の更新もお楽しみに!

Maki Mannami